江戸時代に行われていた朝鮮通信使の行列をまね、町民らが川越まつりで行っていた「唐人揃い」を復活させた仮装行列「復活!唐人揃い―朝鮮通信使―多文化共生・国際交流パレード」が十一月十二日、川越市内で行われる。日本と朝鮮の平和の象徴だった証の唐人揃いを復活させようと、市民団体「埼玉・コリア21」などを中心に各種団体で組織した実行委員会(江藤善章委員長)が昨年初めて開催した。今年二回目。
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当日のパレードは午後一時から三時まで、川越市の一番街と大正浪漫夢通りなどを練り歩く。朝鮮宮廷の役人だった通信使の衣装と庶民の民族衣装を着た参加者がパレード。その後からミャンマーやタイの民族衣装や音楽、踊りなどさまざまな人たちの行列が続く。