ホンオフェ(発酵させないフレッシュな方)
:ホンオ=エイ、フェ=刺身。
熟成させたものも新鮮なエイの刺身もホンオフェと言って間違いではないが熟成させたものを指すことが多い。
エイ刺し自体が高価で冠婚葬祭、特に結婚式には欠かせない食品だそうだ。
結婚式に呼ばれた おとっつぁん はエイが食えると喜ぶらしい。
(記事中で食べているのはコレのことでしょう。)
ジュンタク
エイの切り身を瓶(かめ)に詰めて、油紙をしっかり巻いた後に牛舎の牛糞置き場の中に埋める。
牛糞自体が発酵して熱が出るのでエイの発酵に最適。
駅で売っている弁当なんかに入っているのは、ジュンタクの方だとか。
ホンタク(究極のエイ料理)
ホンタク(洪濁)とは、人糞の中にガンギエイを入れて発酵させる韓国の最西部にある都市、全羅南道木浦(モッポ)の郷土料理で主に刺身にして食べる。
更なるアンモニア刺激を求めて、人間の大便に漬け込んだ究極版。
強烈なアンモニア臭と古便所のような臭いが特徴。
ある人は「五感の革命」と呼ぶ。
韓国のことわざ「恐るるに足らずエイのちんぽこ」。
全羅(チョルラ)の人々に言わせると、洪魚(ホンオ)は洪濁(ホンタク)にとどめを刺す。
それがいちばんおいしい食べ方だというのだ。